精密板金加工で作るギヤ
投稿日: 2022/09/06
製品例
製品概要
精密板金加工でギヤを作ることができます。
平歯車を基本形状として、肉抜きや曲げ加工を加えることも可能です。
レーザで切断加工するため、切断面の面粗度が切削加工で作ったギヤのようになめらかにはなりません。そのため、低速回転で使うギヤに向いています。
ギヤの径を大きくしたい場合、切削部品では非常に高価になりますが、精密板金加工であれば、大きな径でも、安価に軽く作ることが出来ます。
大きなギヤを分割して作ることも出来ます。
加工技術ポイント
インボリュート歯車も切断できます。
任意のモジュールを選択可能です。
材質は、鉄、アルミ、ステンレスなどから選択可能。
製品の主な使用用途
低速回転で使用する装置の駆動部分。
対応可能加工サイズ
Φ50~Φ500
« 銅板のスポット溶接加工
この事例のカテゴリー
- 切断加工製品
加工技術別
- ステンレスの板金加工事例
材質別
- その他の加工事例
業界分野別
関連事例一覧
-
積層板金による時計のギア
レーザ切断加工によるギアです。
複数枚の同形状のギアを複数枚重ねあわせる積層板金技術により厚みを出しています。
高精度による加工の実現によって重ねあわせたギアの誤差がほぼありません。 -
複雑な穴がある操作盤
異形状の穴加工もレーザ加工により、金型を用意することなく1回のプログラム作成で加工が可能。 また、切削加工との組み合わせによるハイブリット板金加工技術を使い、表面の段差を付ける等の加工も行っています。
-
レーザ切断とターレットパンチプレスによる複合精密板金ブランク加工
ブランク加工は、精密板金加工において一番最初に行われる加工工程です。
図面を基に、CADを使い立体形状を平面に展開、
CAMを使いレーザの動き方、どのパンチを使うかを割り付け、NCデータを作成します。
NCデータから材料の切断、穴あけの加工を行います。
また、加工機の中に汎用の絞り金型を入れることで同時に加工をしていきます。
写真の絞りはカウンターシンクになります。 -
精密板金で作る「動物クリップ」「ブックマーク」
動物の形をしたクリップです。
本に挟む「しおり」としても使えます。 -
R形状 タブレット対応キオスク端末筐体
大きなカーブを取り入れた存在感のあるデザインを精密板金の技術で表現しました。
レーザ溶接を取り入れて部品を一体化したアルミ製の軽量ボディは、
デスクに置いたり、壁に掛けたり、使う人を最優先に考えた自由なレイアウトを可能にしました。 -
精密板金加工で作るギヤ
精密板金加工でギヤを作ることができます。
平歯車を基本形状として、肉抜きや曲げ加工を加えることも可能です。
レーザで切断加工するため、切断面の面粗度が切削加工で作ったギヤのようになめらかにはなりません。そのため、低速回転で使うギヤに向いています。
ギヤの径を大きくしたい場合、切削部品では非常に高価になりますが、精密板金加工であれば、大きな径でも、安価に軽く作ることが出来ます。
大きなギヤを分割して作ることも出来ます。