材質:ステンレスの板金加工事例
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精密板金加工で作るギヤ
精密板金加工でギヤを作ることができます。
平歯車を基本形状として、肉抜きや曲げ加工を加えることも可能です。
レーザで切断加工するため、切断面の面粗度が切削加工で作ったギヤのようになめらかにはなりません。そのため、低速回転で使うギヤに向いています。
ギヤの径を大きくしたい場合、切削部品では非常に高価になりますが、精密板金加工であれば、大きな径でも、安価に軽く作ることが出来ます。
大きなギヤを分割して作ることも出来ます。 -
ステンレスのエンボス鋼板を積層したテーラードブランク材料の曲げ加工
SUS304,t1のエンボス鋼板と、SUS304,t1の冷間圧延鋼板を溶接で積層して一体化させたテーラードブランクの材料を作り、曲げ加工をしている。
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精密板金加工のバーリングと活用事例
精密板金加工の場合、材料の板厚が1 mmから3 mm程度の薄板部品が多い。
一般的にねじの締結力を確保するためには、タップは3山以上にする必要がある。
例えばM3並目ねじの場合、ねじピッチは0.5 mmであるから、ねじピッチ0.5 mm×3山=1.5 mm以上の板厚が必要となる。
1.5 mm以上の材料を選択した場合は直タップで良いが、ねじ山を確保するためだけに、1 mmの板厚の部品を1.5 mmに厚くしてしまっては、部品重量の増加や材料費が増えて無駄が生じてしまう。 -
スタイリッシュデザインの名刺受け、貴名受けとして展示会や受付に最適
名刺受けです。
展示会での名刺受けの設置用に作成しました。
そのほかにも、会社の玄関等に設置する等、使い方はいろいろです。 -
脱水素装置(触媒反応器)
脱水素装置内部の平チューブを作りたい。
現在抱えている業者ではロウ付けで加工した際に、
歪がすごく、割れ等も発生し使用することができなかった。また、ステンレスの為、重い。軽くしたい。
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精密板金の曲げ加工における曲げ逃げの影響
精密板金部品を展開図にした際、曲げ線が板端面より内側になる形状の場合、曲げ逃げがないと曲げ部両端の材料がちぎれながら曲がる結果となる。これを無理曲げと呼ぶ。
無理曲げは、曲げ加工の際に曲がるまいとする板の抵抗力によって、金型から板が滑り、曲げ寸法の狙い値とのずれが生じる。
そのため、曲げ寸法の狙い値からのずれを補正するための工程や、手直しをする時間が増えてしまう。
同様の理由から、曲げ角度のばらつきも大きくなり、精度の向上が見込めない。
曲げ加工の余分にかかる時間がコストアップにつながってしまう。 -
QCDを御社の社内にてご提案
御社にて小規模な出張展示会を行います。
また、現地にて精密板金加工についてのご相談をお受けします。 -
エンボス鋼板を使った食品計測機器向けホッパーの加工
食品の計測機器に使われるホッパーの試作品です。
ホッパーの角度や距離等で物の流動を調整できます。
ステンレスを使用することにより耐食性に優れているため、
食品に使用されることが多いです。 -
精密板金で作る「動物クリップ」「ブックマーク」
動物の形をしたクリップです。
本に挟む「しおり」としても使えます。 -
精密板金加工、新規品における納期短縮方法
精密板金加工での平均的なリードタイムは10日としています。
但し、表面への塗装やメッキ等の処理が入ると13日以上かかることもあります。
さらに新規品については設計段階でのお打合せ、展開データ作成等に大幅に時間が取られます。
新規時の打合せ納期を短縮したいというご要望がありました。 -
大物製缶品に最適なファイバーレーザ溶接による裏波溶接
大物の製缶品に最適!従来、高い技能が必要なTIG溶接による裏波溶接で組み立てていた製缶品に最新技術のファイバーレーザ溶接を導入し、ひずみが少なく気密性の高い高品位な溶接を実現しました。この技術を使って、全長1600mmの防油堤を製作しました。
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ファイバーレーザ溶接による厚板ステンレスの裏波溶接
レーザ溶接とは、レーザ光を熱源として金属に集光させた状態で照射し、金属を局部的に溶融・凝固させることにより接合します。しかし厚板の場合、レーザ光を吸収しきれず表面での接合に終わることが多い。そのため、これまでは機密性や強度が必要とされる箇所への溶接は避けられてきた。
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まるでどこを溶接したか分からないファイバーレーザ溶接
ファイバーレーザの特徴として光ファイバーから出射されるレーザは集光しやすく、
高パワー、高密度の優れたビーム品質があげられる。
この性質を利用し、パルスではなくシングルモードで照射することにより、
材料と材料のつなぎ目が見た目では曲げたような加工に見え、どこで溶接をしたのかが分からないような
高品質な溶接ができる。
また、高品質な溶接のため、溶接個所の仕上げが必要なくファイバーレーザで溶接をしっぱなしの加工でよいため、
工程の短縮も可能。 -
切削加工部品の板金化-材料の無駄を無くしコストと環境に優しい課題解決事例
マシニング加工によりブロックからの削りだしで装置の架台を制作している。
ブロックからの削りだしのため材料の歩留まりが悪く、段取りに多くの時間がとられているようでリードタイムが長い。
そのため、納期が守られず、コストが割高のため、板金化により、
材料の無駄を無くし、リードタイムを短くしたい。 -
同心度を実現した超高精度曲げ加工
超高精度のコイニングとよばれる圧力のかけ方で曲げ加工を行うことにより
ガタが無くスムーズに軸が入ります。 -
精密板金技術によるハイブリッド工法!! 積層精密板金化によるダイナミックなコストダウンや軽量化のご提案
機械加工部品や金型費を含めたダイカスト部品のコストダウンへの課題。
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アースプレート
超微細精密板金です。
人間が材料を手に持ってしまうと体温が材料に伝わり金属が伸び縮みする為、高い精度が出ません。
その為、設備装置の中で抜き加工から曲げ加工まで行い製品にします。
また加工方法も専用金型を使用することなく、汎用の抜き金型を組み合わせる事により中量産で力を発揮します。
±10μmを実現した超微細板金です。 -
スライドレールの変位量解析
机の引き出しなどをスムーズに出し入れするために欠かせない部品のひとつにスライドレールがある。
そのスライドレールを最も伸ばした状態で、想定される荷重をかけた時に、どのくらいたわむのかを知りたい。 -
短納期対応でのザグリ加工
切削でのザグリ加工を短納期で仕上げたい。
ザグリ加工とは板やブロック等に穴を開けることで、貫通しておらず、底がある
穴開け加工のことを言います。
また、穴の形状は丸に限らず、六角や四角等があります。従来の加工ではブロックを切削加工により行っていました。
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装置カバーのたわみ量解析
カバーに重量のある部品を取り付けた時のたわみ量を知りたい。