板厚の違う板を溶接したテーラードブランクからの曲げ加工
投稿日: 2015/04/08
製品例
製品概要
強度が必要な部分は板厚を厚く、その他の部分は板厚を薄くし、板の状態で溶接してから曲げ加工をおこなう。
高度な曲げ技術が必要となるが、製品の軽量化が実現できる。
また、異種の金属の接合等によるテーラードブランクでは、その材質に応じた耐食性を持たせることも可能。
加工技術ポイント
強度の強弱、軽量化や耐食性等、必要に応じた加工。
製品の主な使用用途
車体や設備装置のカバーや骨組み。
対応可能加工サイズ
t=0.8~3.0
X,Y=1,000*1,000
材質
鉄=SPCC,SECC
ステンレス=SUS304,SUS430,その他
アルミ=A1050,A5052
その他の材質は要相談。
また、異種金属の接合をお求めの場合はトライアルからスタートさせてください。
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一貫製作しておりますので、幅広く対応できます。お伝え頂いた商品イメージから、筐体デザイン・図面のご提案をさせて頂きます。
3D-CADを利用し、立体的な図面でよりイメージを具体化させていきます。
目的に合った材質や筐体自体の強度も打合せさせていただきます。まずはご相談ください。
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フレーム・筐体・カバー。試作から量産。設計からアセンブリまで!!
大型板金・精密板金・架台枠組・筐体・キャビネット・フレームなど、
試作から量産まで加工します。
また、お客様の要望に合わせ、制御盤、防水、防塵、耐圧などの
特殊仕様の筐体設計・製作まで致します。
技術相談、お困りごとが御座いましたら解決策をご提案いたします。是非お気軽にご相談ください。
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【リードタイム短縮】カラー鋼板、塗装鋼板の曲げ加工
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ファイバーレーザの特徴として光ファイバーから出射されるレーザは集光しやすく、
高パワー、高密度の優れたビーム品質があげられる。
この性質を利用し、パルスではなくシングルモードで照射することにより、
材料と材料のつなぎ目が見た目では曲げたような加工に見え、どこで溶接をしたのかが分からないような
高品質な溶接ができる。
また、高品質な溶接のため、溶接個所の仕上げが必要なくファイバーレーザで溶接をしっぱなしの加工でよいため、
工程の短縮も可能。 -
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気密性が必要な溶接部品の加工
一般的に、溶接の気密性が必要な部品には、TIGの肉盛り溶接やMAG溶接をおこないますが、薄板材料を用いる精密板金の場合、熱ひずみによる変形が発生してしまいます。弊社では、ファイバーレーザ溶接により、t1程度の薄板材料でも熱ひずみによる変形を抑えながら気密性のある溶接が可能になりました。合わせて、気密性溶接の保証方法として水張り試験をおこなってから出荷することが可能です。
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リベット カラー鋼板、塗装鋼板の部品接合、締結
カラー鋼板または塗装鋼板と呼ばれる鋼板は、
加工前の材料の段階において塗装を施した材料をさします。
材料段階で塗装がされているため、
キズや加工中の熱により焦げやドロスといった加工難易度が上がりますが、
加工後に塗装に出す必要がないため、
処理に出す手間が省けリードタイムが短縮できることがメリットです。材料段階で塗装がしてあるため、溶接ができないことがデメリットで、
部品をくっつけるためにはネジやリベットを用いた部品の締結が必要になります。 -
R形状 タブレット対応キオスク端末筐体
大きなカーブを取り入れた存在感のあるデザインを精密板金の技術で表現しました。
レーザ溶接を取り入れて部品を一体化したアルミ製の軽量ボディは、
デスクに置いたり、壁に掛けたり、使う人を最優先に考えた自由なレイアウトを可能にしました。 -
スタイリッシュデザインの名刺受け、貴名受けとして展示会や受付に最適
名刺受けです。
展示会での名刺受けの設置用に作成しました。
そのほかにも、会社の玄関等に設置する等、使い方はいろいろです。 -
銅板のスポット溶接加工
無酸素銅C1020の板材をスポット溶接加工することが可能です。
無酸素銅は、電気や熱の伝導性が良く、絞り加工に優れ、溶接性・耐食性・耐候性が良い材料です。
熱伝導性が高いため溶接に適さず、鋼と比べて熱ひずみも大きい材料ですが、スポット溶接であれば、熱ひずみの影響を抑えながら、2枚の板材を接合することができます。
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薄板アルミのホッパー
従来、薄板のアルミでホッパーを製作するのは、溶接構造の場合、溶け落ちてしまい、加工が困難でした。
ファイバーレーザ溶接を用いて加工条件を最適化することで、薄板でありながら隙間のないホッパーを実現しました。