レーザ切断とターレットパンチプレスによる複合精密板金ブランク加工
投稿日: 2015/08/25
製品例
製品概要
ブランク加工は、精密板金加工において一番最初に行われる加工工程です。
図面を基に、CADを使い立体形状を平面に展開、
CAMを使いレーザの動き方、どのパンチを使うかを割り付け、NCデータを作成します。
NCデータから材料の切断、穴あけの加工を行います。
また、加工機の中に汎用の絞り金型を入れることで同時に加工をしていきます。
写真の絞りはカウンターシンクになります。
加工技術ポイント
近年、レーザ技術発展により、金型を用意せずにブランク加工ができるようになりました。
また、レーザの特性から複雑な形状の切断にも対応できます。
当社では、レーザとターレットパンチプレス(タレパン)の複合機を使用しており、
レーザはレーザ加工機、パンチはパンチ加工機といった単体機ではない為、
機械を変更したときの位置ずれが無く、高精度の加工ができます。
レーザは炭酸ガスレーザを使用しています。
一枚の板から複数の製品を隙間なく取れるようなネスティングとよばれる加工を
するため、コストも安くご提供できます。
製品の主な使用用途
カバーや基盤部品などの金属切断加工。
対応可能加工サイズ
【板厚】≒0.5~5.0[mm](材質により若干変わります)
【XY寸法】定尺3'×6'(914×1829[mm])、定尺4'×8'(1219×2438[mm])
【材質】鉄=SPCC,SECC ステンレス=SUS304,SUS430,その他 アルミ=A1050,A5052
その他の条件についてはご相談ください。
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関連事例一覧
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複雑な穴がある操作盤
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CAMを使いレーザの動き方、どのパンチを使うかを割り付け、NCデータを作成します。
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また、加工機の中に汎用の絞り金型を入れることで同時に加工をしていきます。
写真の絞りはカウンターシンクになります。 -
精密板金で作る「動物クリップ」「ブックマーク」
動物の形をしたクリップです。
本に挟む「しおり」としても使えます。 -
R形状 タブレット対応キオスク端末筐体
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精密板金加工で作るギヤ
精密板金加工でギヤを作ることができます。
平歯車を基本形状として、肉抜きや曲げ加工を加えることも可能です。
レーザで切断加工するため、切断面の面粗度が切削加工で作ったギヤのようになめらかにはなりません。そのため、低速回転で使うギヤに向いています。
ギヤの径を大きくしたい場合、切削部品では非常に高価になりますが、精密板金加工であれば、大きな径でも、安価に軽く作ることが出来ます。
大きなギヤを分割して作ることも出来ます。 -
金型を使わない絞り加工による強度UP加工された筐体
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ブランク加工は、精密板金加工において一番最初に行われる加工工程です。
図面を基に、CADを使い立体形状を平面に展開、
CAMを使いレーザの動き方、どのパンチを使うかを割り付け、NCデータを作成します。
NCデータから材料の切断、穴あけの加工を行います。
また、加工機の中に汎用の絞り金型を入れることで同時に加工をしていきます。
写真の絞りはカウンターシンクになります。